従来の表側矯正 メイン画像

表側矯正は、最もスタンダードな矯正治療⽅法です。唇側矯正ともよばれ、ブラケットとよばれる矯正装置を⻭の表⾯に取り付けてワイヤーを通し、ワイヤーを引っ張る⼒で⻭を移動させます。
歴史の⻑い治療⽅法なので治療実績が豊富で、ほとんどのケースと幅広い年齢に適⽤できます。
近年のブラケットには⽩⾊や透明の審美性の⾼いものもあり、それを使⽤することで⾦属製のものよりも矯正装置が⽬⽴つことなく治療することができます。費⽤は裏側矯正の場合よりもリーズナブルです。

こんな方におすすめです

  • 装置が⾒えても気にならない
  • 治療費⽤を抑えたい
  • 発⾳や滑⾆を阻害しない治療⽅法を希望
治療期間 約1年半〜2年半
治療費用 440,000円〜660,000円

メリット

幅広い症例に
対応できる
歴史が⻑く実績の多い治療⽅法なので、デコボコの⻭並び、受け⼝、出っ⻭など、幅広い症例に対応できます。
発⾳や
咀しゃくが
スムーズに
できる
⾆が装置に触れることがないため、発⾳や咀嚼への違和感が少なく、慣れると気にならないという⽅がほとんどです。
矯正治療の
中で
費⽤が
安い
表側矯正は特殊な装置が必要なく広く普及している⽅法であるため、他の矯正治療よりも費⽤を抑えることが可能です。
清掃しやすい
表側に装置を装着するため、汚れを⾒つけやすく、掃除・管理がしやすいです。

デメリット

装置が⽬⽴つ
装置がどうしても⽬⽴つため、⾒た⽬が気になる患者さまにはストレスとなる場合があります。
装置の厚みで
⼝元の突出感がある
⻭の表側に装着するため、⻭に装置の厚みが上乗せされ、⼝元の突出感が気になる場合があります。

よくあるご質問

  • 表側矯正は滑舌に影響しますか?

    表側矯正の場合は、発音にあまり影響は出ません。
    しかし、治療終了後の歯並びの後戻りを防ぐ保定装置(リテーナー)をつけると、 舌を歯の裏側につけて出す「サ行」や「タ行」、特に英語では「Th」などの音が出しにくくなることがあります。
    ただ、ほとんどの場合、1~2週間で装置に慣れますので、普通の発音ができます。

  • 表側矯正で目立ちにくい治療装置はありますか?

    目立ちにくい矯正装置もあります。
    当院では、歯と同色のセラミックブラケットや、白いワイヤーを使用することで、極力目立たないよう対応をしております。

  • 食事や歯磨きも装置を付けたままで大丈夫ですか?

    食事や歯磨きに支障はありません。
    食事の注意といたしましては、治療を始めたばかりのころは粘着性のある食べ物(キャラメル、ガム、グミ)などは控えたほうが無難です。食べ物が引っ掛かり、ワイヤーが外れてしまうことがあります。
    歯ブラシの仕方につきましては、こちらで丁寧にご指導いたしますので、ご安心ください。